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自社商品を愛してはいけない | 経営改革NOTE

 

 

経営者にとって自社の商品やサービスは、まるで自分の子供の様に可愛いものだ。

 

商品開発に長い年月をコスト費やしてくればくるほど、深い愛情を感じてやまないだろう。

しかし、企業経営の観点から申し上げると、自社の商品を好きになりすぎることは 危険なのだ。

 

恋は盲目。

 

まるで恋愛をする男女のように、相手の悪い所が全く見えなくなる。

 

想いが強ければ強いほど 判断の基準が「提供者思考」の呪縛から逃れることが出来ない。

 

・こだわりの強いラーメン屋

・腕に自信のある整骨院、マッサージ店

・厳選無農薬野菜を提供するレストラン

 

などのお店で、

そうした自社とお客様の認識が大きくズレているケースが おこっているのを良く現場で拝見します。

 

自分が精魂込めてつくった「美味い」「上手い」「すばらしい」ものを 相手にも分かって欲しい。

感じて欲しい。

 

その時点で、「相手の感情」ではなく「自分の願望」が心を占める。そして、 それが目を曇らせる。

 

ビジネスの成功の判断は、お客様が全てだ。

自分がこだわろうが、こだわらまいが、

飲食店であれば、お客様が「うまい!また来るよ!」 と笑顔で帰ってもらえたかどうかが、

良し悪しの唯一の判断基準なのだ。

 

大切なのは、

「商品中心思考ではなく顧客中心思考」

 

そう心底考えることができたら、

商品やサービスメニュー作りが 顧客視点基準ではじめることが出来るのです。

 

もし貴方が「自分の会社の商品サービスは素晴らしい」と 思っているならば、

すでに、お客様と意識の乖離が始まっているのかもしれません。

 

愛すべきは、商品サービスではなく、お客様なのです。

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